ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

社会人の娘、大学生の息子の母 フルタイムで働くacoのシンプルな暮らし。 日々の記録、好きな本、映画、ドラマの話、子どものことなど

カテゴリ: 書籍・雑誌

はい、今年も手帳の買い替えの季節がやってきました^^

というか、もう10月には、2024年1月はじまりの手帳をゲットしました!

2022と2023は、「ワタナベ薫」さんの「未来手帳」を買って使い倒しました。

理想を叶える 未来手帳2024
ワタナベ薫
扶桑社
2023-09-15



ウィークリーバーチカルタイプで、未来を想像したりするいろんなワークもついていて
使い勝手はよかったです。

けど、もうひとつ、気になる手帳がありまして。。。

それは「本田健手帳」^^

本田健さんのユーチューブを欠かさず週2回聞いている(「本田健の人生相談」)身としては
健さんの手帳も使ってみたかったので、2024年はこれにしました!

アマゾン、楽天ブックスで売ってます。→ いま一時的に在庫切れと(💦)



ワタナベ薫さんの手帳に比べて、本田健手帳の気にいったところは、
「どのページでもパタンと開く」
「ワークなどのページは最小限でシンプル」→プレゼントPDFあり
「すべてのページに著名人の名言と健さんの言葉あり」
「スケジュールのページもメモページも方眼になっているため書きやすい」

逆にいまいちなところは、「スケジュールページの時間の軸がややわかりにくい(方眼のため)」
「カバーが紺色一色で、かわいくない(爆)」

さっそく予定や計画を書き入れていますが、毎年、新しい手帳に書き入れるときがいちばんワクワクします!!
もう決まっているスケジュール(研修会、セミナーなど)はどんどん書き入れてます。

ウイークリーのページは、明日11月27日の週から使えるので、
明日からこの手帳を持ち歩くことにします!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

2023年10月に読んだおもしろい小説のメモです。

〇小説8050 林真理子

8050問題、80代の親が、50代の社会的引きこもり子どもの面倒を見る、という問題ですが、
小説では、もう少し若い年代の話。

引きこもりや家庭内暴力をどう解決するか。

ここでは、昔の学校でのいじめを裁判に持ち込むというストーリーでした。

裁判を始めるまでの大変さ、始まってからの大変さと、一筋縄ではいかない骨太の物語。

面白かったです。

親が自身と向き合うこと、子供からも逃げずにかかわること、大切だな、難しいけど、と思いました!


小説8050
林真理子
新潮社
2021-04-28




〇黄色い家 川上未映子

これも面白かった! 川上未映子さんの小説は好きです♪ 表現力がすごくて、話もありきたりでなく度肝を抜かれるものが多く…これもそうでした^^


家庭に恵まれず、思春期に、よく知らないおばさんと暮らし始めた主人公。
家族ではない人たちとの疑似家族的な暮し。
そこで彼女が得たものは…?

ディープな世界のお話で、たくましさというのか、生きる力を感じました。

「黄色い家」というタイトルが秀逸かも?
表紙もインパクト強いし…
黄色→おかしい、奇妙、あと、危険というイメージがあり、あとお金、金運(この小説ではお金がけっこう重要なファクター)、そのような要素がありつつも、温かさ、元気、希望、なんかも見え隠れしている気がしました…

黄色い家
川上未映子
中央公論新社
2023-02-20




〇捜索者 タナ・フレンチ

舞台はアイルランドの山奥。シカゴから移り住んで来た元刑事が、その地域の子どもの依頼で、あることを探ることになり…

刑事は自ら辞めたのに、人として、その事件にかかわることになったのでした。

閉鎖的な地域の人たちと関係を紡いでいく難しさや、アイルランドの厳しい自然の描写が繊細に書き込まれている小説。

捜索者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
タナ フレンチ
早川書房
2022-04-20




〇嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里

米原万里さん、ロシア語通訳としても有名な方でしたが(故人)、
この方の書く物語?エッセイ?大好きです!

「オリガ・モリソヴナの反語法」がめっちゃ面白く感動したのですが、そのスピンオフという感じでしょうか。文庫本が2004年刊ですがアマゾンレビューをみると1600個以上の評価がついています。有名な本だったんですね!

著者が小、中学生時代を過ごしたチェコ・プラハのソビエト学校で出会った、様々な国の友達との日々。
その友達との再会を描いたものです。とくに東欧の歴史が背景になっています。

ちなみに、「東欧」という言葉は、そこに住む人々には嫌がられているというのは初めて知りました!
「中欧」というほうが良いそうです。


色が効果的に使われていて、
「リッツアの夢見た青空」
「白い都のヤスミンカ」
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」と

青、白、赤…ロシアの国旗じゃないですか!
なんだかね…

思春期前期、10-14歳を外国の友達と過ごし一生の友達ができた。
それってかけがえのない経験、一生を左右する経験ですよね。
うらやましくもあります。
米原万里さんにもっと長生きしてほしかったです!!涙






にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

このページのトップヘ