ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

臨床心理士(心理カウンセラー)で大学生と高校生の母 acoのシンプルな暮らし。 好きな本、映画、ドラマの話、賃貸生活、子どものことなど

カテゴリ: 書籍・雑誌

2020年2月に読んだ小説です

伊坂幸太郎 ホワイトラビット

吉田修一 横道世之介

ホワイト〜は、図書館でみかけて借りてみたけど、いまひとつ(笑)

伊坂氏お得意の泥棒の話ですが、泥棒が、自分の奥さんを人質に取られて。。
と複雑な話。

今回のうんちくは、オリオン座について、でした。家族愛もあったかな。

ホワイトラビット
幸太郎, 伊坂
新潮社
2017-09-22



横道世之介は、「続 横道世之介」を友達からお勧めされて、そのまえに読もうと思いまして。

吉田修一って硬い、ハードボイルドな小説が多い感じしますが(悪人、怒り、など)

これは、青春小説! 横道世之介君が、九州から、東京の大学に出てきた1年間を追ったもの。

だけど時々、20年後の世界から彼を観るシーンがでてきたりして。そう、彼は、バブルの頃の大学生。

真面目だけど軽くてひょうひょうとしている世之介がみんなに愛されて。

お嬢様言葉を決して崩さない(崩せない)祥子との恋愛シーンがとても楽しめました。

これは伊坂幸太郎の作品?と思うぐらい、明るくユーモラスでさわやかなストーリーでした^^

続 横道世之介 を早く読みたい!(図書館でリクエスト中!)


横道世之介 (文春文庫)
吉田 修一
文藝春秋
2012-11-09



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2020年1月に読んだ小説、お正月休みがあったせいか
たくさん読めました!

吉田修一 国宝(下)

林芙美子 浮雲

窪 美澄 トリニティ

横山秀夫 臨場

柚木裕子 慈雨


いちばん良かった、感動したのは、「トリニティ」です。

窪美澄さんの小説は何冊か読んでどれもおもしろかったけど、
これはとくにお勧めかも!

昭和〜平成を生き抜いた、3人の女性の物語。

実在のエッセイスト、イラストレーターにヒントを得て書かれたフィクションだそうです。

参考文献を見ると、あの人か、とわかります。(ワタシはそんなにしらなかったけど)

戦中生まれの3人の女性が、20歳を過ぎて、ある出版社の雑誌を通じて出会う。

エッセイスト、イラストレーター、そして、一般事務の女性。

その場所にたどりつくまでの物語と、その後の物語です。

それを、一般事務職から寿退社して専業主婦になった女性の孫(女性)が

ふとしたことから、インタビューすることになる、という形になっています。

ちょうどワタシの母の世代といってもいいのかな。

その頃の女性が、男性中心の出版社でバリバリ働くと言うこと自体珍しいこと。

エッセイスト、イラストレーターなんていうカタカナ職業の先駆けのような女性達。

仕事、そして結婚、出産をめぐる葛藤やさまざまな「事件」が描かれます。

とってもリアル。

いろいろな生き方、そしていろいろな夫婦の形、家族の形。。。

いまは多様なあり方が認めらる社会になりつつあるけれど、

その頃はいまよりずっと女性が生きにくかったと思います。

3人のうち、イラストレーターとエッセイストの二人は

お世辞にも幸せとは言いがたい晩年をひとりで過ごし、孤独に死んで行くのですが。。

でもそれでも、救いがあるのです。

子どもや孫の世代に、受け継がれるものがある。

全力で生きた人の人生は、たとえ「失敗」のような面があったとしても

次世代の人を励ます力がある。。。

そういう希望が感じられるラストで、涙があふれてしまいました^^




トリニティ
窪 美澄
新潮社
2019-03-29




横山秀夫 臨場

横山作品は、ロクヨン、クライマーズハイ、半落ち、など読みました。
どれも好きですが、これも良かった!
ちなみに、ドラマ、映画はみていません。
検視官 倉石を中心とした短編8編。
とくに、感動したのは、「餞」(はなむけ)
これには泣きました!

臨場 (光文社文庫)
横山 秀夫
光文社
2007-09-06




柚月裕子 慈雨

柚月さんも好きなミステリー作家のひとりです。
「臨場」を読んだあとだったので、これは横山作品か?と思わせるような
登場人物(警察官、刑事たち)のセリフがあったりして^^

定年退職した元刑事 神場が、妻と念願のお遍路に出かけます。
それにはある理由があったのでした。。。

そして、お遍路の最中に起こった幼女殺害事件が16年前の神場がかかわった
同じような事件を思い起こさせ。。。

刑事自身の生い立ちや家族の物語に焦点を当てた、ミステリーというよりも
人生の物語になっているのかな?

夏のお遍路の過酷さとそこでの出会いも興味深く、
このあと、空海(弘法大師)について知りたくなり、
借りてきていま本を読み始めました^^

タイトルの「慈雨」は、その真夏のお遍路に降る恵みの雨のこと。
過去をつらさや罪悪感を洗い流し、
いまを優しく包んでくれる慈しみに満ちた雨が主人公に降り注ぐのでした。

慈雨 (集英社文庫)
柚月 裕子
集英社
2019-04-19




吉田修一 国宝(下)

上下巻いちおう読んだけれど、あまりピンと来なかったです。。。ごめんなさい(;゚ロ゚)

国宝 (下) 花道篇
吉田修一
朝日新聞出版
2018-09-07




林芙美子 浮雲

有名な小説らしいですね。戦中〜戦後、男性に依存しながら(恋愛に依存?)
たくましく生き抜いた女性の物語。
全体的に暗いのと 男性もなかなかはっきりしない(笑)ので、疲れました!


浮雲 (新潮文庫)
林 芙美子
新潮社
1953-04-07




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