ワーキングマザーのシンプル&スローライフ

臨床心理士(心理カウンセラー)で大学生と中学生の母 acoのシンプルな暮らし

カテゴリ: 映画・テレビ

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今週水曜日、レディースデイだったので、映画館に行きました!ひとり映画です^^

とくにこれといって観たい作品はなく。。。

いちばん良さそうだった、アニメ作品「リズと青い鳥」を観ることに。

吹奏楽部のオーボエとフルートの女の子の物語、ということだけしか知らないで観ました。

これ、テレビで放映された「響け!ユーフォニアム」というアニメのスピンオフ作品だったんですね〜

でも、「劇場版 響け!ユーフォニアム」の監督とは、ちがう監督の作品。

「聲の形」の監督(女性)だそうです。聲の形、みたいけどみられなかったんですよねーそういえば。

(以下ネタバレありです!)


物語は、某高校吹奏楽部三年生の鎧塚みぞれ(オーボエ)と傘木希美(フルート)の二人の関係を軸に展開します。

展開、といっても、なにかすごいストーリーがあるわけではありません。

引っ込み思案? コミュ症? で、希美以外には心を開かないし、希美に対してもほとんどしゃべらないみぞれ。

でも、オーボエの技術は抜群で、孤高の人、近寄りがたいと思われている存在。

希美はくったくなく、天真爛漫で、明るい性格。

みぞれ以外にもたくさんの友だち、後輩に愛されています。

そのふたりが、高校生活最後の夏のコンクールで演奏することになったのが、

「リズと青い鳥」という曲。

そのクライマックスが、オーボエとフルートのソロの掛け合いなのです。


これは、童話をモチーフにした作品で

その童話のシーンもアニメーションで同時に展開していくという構造です。

森でひっそりと一人で暮らすリズのもとに、ある日、青い服の少女が迷い込み、

一緒に暮らすことになります。

ふたりは大の仲良しになりますが、青い服の少女が、実は青い鳥だったことにリズは気づき、

青い鳥を手放そうとするのです。

いやがる青い鳥に、リズは、行きなさい、自由になりなさい、と別れを告げる。

この物語を読んだ、希美は

私たちに似てる、と思うのですが、

みぞれは、「青い鳥を手放したリズの気持ちが理解できない」と吐き捨てるように言います。

そのため、みぞれは、ソロを吹くときにいまひとつ気持ちを込めることができませんでした。



物語が始まる前に、

disjoint という言葉が現れます。

この言葉、別れ、離れる、というイメージがありましたが、

数学で素数という意味があるんですね!

数学の授業のシーン で「互いに素」という台詞がありました。

交わらない、接点がない、互いに素

それは、みぞれと希美のキャラクターであり、二人の音楽だったのです。




そして、最後のシーンでは disjoint と書き換えられているのです。

こんどこそ、交わり、接点を持てるようになったふたり。

ふたりの楽器、オーボエ、フルートはともに、ジョイントがある。

いくつかの管を「つないでいく」楽器、ということも掛けているのかな?と思いました。


おもしろいことに、

ふたりが依存しあっていた物語の前半は、

disjoint、つまり、本当はつながれていない二人であり

後半、それぞれの気持ちを告白したあと、

それぞれの道に向けて歩き出したときに、

joint、つまり、本当につながっているふたりになったというところが、

逆説的!と思いました。

そして、リズ=みぞれ、青い鳥=希美 だと思っていたのが、

実は逆だった、というのも、うならされました!



ことば以外の、ちょとしたしぐさ、動作、服装、表情、瞳のうごき、音、音楽…で、

こんなに多くのこと〜少女達の繊細な内面〜を語る映画はワタシにとって初めてかもしれません。

映画では、指揮者の先生が、

「音楽には、楽譜に表されていないことがたくさんある。それを読まなければならない」というようなことを言います。

「映画には、台詞で表されていないことがたくさんある。。」ということと同じなのでしょう。

アニメーションで表現できることの豊かさに圧倒されたという感じかな。

後半、なぜかわからないけど、涙がつーっと止まりませんでした

(泣いていた、という意識はのないのです。。)

思春期の女の子同士の濃い関係性。

それをていねいに描いたとっても素敵な映画でした。

音楽もよかったですよ〜

みぞれの最後の演奏は素晴らしい!

そして、吹奏楽部の女子達もみんなかわいくていい子ばかりでした。

(共学なのに女子校かと思うほど、女の子しか出てこない!
けど、吹奏楽部って実際そうなんですよね)


地味な作品ですが、思春期の女の子の親だったら、一見の価値あり!と思いました^^


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スクールロイヤー=学校弁護士

聞いたことはありますが、実際こういう方に学校でおめにかかったことはまだありません。

ある弁護士が、中学校に入り、教師と共に(?)弁護士の視点で学校の問題を解決していく、

というドラマがいま放映されています。

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえるースクールロイヤー」

http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/

NHK総合 土曜夜8時15分ー8時45分 全6回

昨日3回目が終わりました。

主役の、若きスクールロイヤーは田口は神木隆之介

校長は 小堺一機

田口と何かにつけて対立する 教務主任の三浦は 田辺誠一

非正規教員に 佐藤隆太

役者揃いですよね!?



明るいキャラの南果歩や濱田麻里もレギュラー出演なのですが、

コミカルというよりは、なかなか骨太なドラマになっています。


というか、学校の実態がかなりリアルに描かれていて観ているのが辛いときもあるくらい。


扱うテーマは、生徒のいじめ、体罰問題、教師の過重労働、部活中の事故、などなど

どこの学校にもふつうに起こっていること。


学校は、それを「いままで通り」「穏便に解決」「そういうもの」と片付けようとしますが、

スクールロイヤーの田口は 「学校はなんておもしろい所なんだ」=おかしい、まちがっている

と、先生たちにかみつきます。

しかし、

田口がほえればほえるほど、ひとりで空回りしている、

けっきょく従来的な「学校の理論で動いている」という構図もみえて、

それも学校らしいなあと思ったり。

スクールロイヤーの正論に耳を貸さず、熱意で学校や生徒を守っていく三浦先生にも、

家庭の危機という問題があった、というのもリアルです。



アメリカみたいに、何でも弁護士登場、訴訟社会、というのもいやですが、

でも、明らかに社会の常識から外れている学校というのも、おかしいなと思います。

スクールロイヤーは、そんな学校にメスを入れていくことができるのか?


あと3回、目が離せません!


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