子ども達が通った(下の子はまだ通学中)公立中学は、

先生の作る学年通信や学級通信がとても充実していました。

これは小学校にはないおもしろさかなと思ってます。



「先生」のカラー、個性がもろに表れるのが学年(学級)通信。

学年通信は必ずあり、学級通信は担任の先生次第でした。

感心するほどたくさん発行する先生もいれば、まったく出さない先生もいましたね。



むすめのときは、3年間学年主任だった先生が

書くことが大好きな国語の先生で、

週に2回ぐらい学年通信が発行されていて

毎回読むのが楽しみでした!

先生のつぶやきのような語りかけるような文章、生徒達に送る詩(谷川俊太郎など)、

生徒達の一言作文、保護者の作文もときどき載っていました。

内容が深くておもしろくて、3年間の通信を(ワタシが)大事にいまもとってあります!



そして、息子の学年主任の先生も、理科の先生ですが、

文章がおもしろく(授業中も話がおもしろい、と息子)

学年通信が充実しています。

各クラスの様子や部活のことがたくさん書いてあったり、

ときどき、全員の短い作文が載っていたりと、

学校のことを話してくれない男子の親としては非常にありがたかったこの2年間。


そして、中3になった今年、担任は中堅の男性の先生ですが、

噂に聞いていたとおり、学級通信がすごい!

A4B4サイズ裏表、小さい字でびっしり。これが、ほぼ毎日出ます!

先生、運動部の顧問もしていて忙しいのに。。。すごいなあ!

あと、おもしろいのは、学級通信て名前がついていますよね?

タイトルというのかしら。。。「かがやき」とか「スマイル」とか(古い?)


それが、毎号違うのです。いまのところ全て植物の名前ですが。

こんなのはじめて(笑)。



毎号、先生から子ども向けの熱いメッセージあり、

クラスの様子の記述あり、行事のときの写真あり。

いまは、ひとりひとりの「3年生になって」という作文を毎号3,4人ずつ載せてくれています。


最近の号では、息子の作文が載っていました。

今年の目標、3年生になっての抱負のようなことをみんな書くのですが、

たいてい、部活、勉強をがんばりたいとか、最後の行事を楽しみたい、

といったことを書く子が多いなか、

息子は、「へ〜!」と思うようなことを書いていました(親バカで。。。)

それは。。。

自分が1年生のとき、サッカー部の2年生には話しかけられても、

3年生には、話しかけることができなかった。

それは、3年生の先輩たちが醸し出す「かっこよさ」「自信」のようなものがあったからだと思う。

自分も3年生になり、そう見えているかわからないが、

そういう先輩になりたい、、というような内容でした。

(ワタシが要約した内容で、原文とは違います)


これを読んで、ああ、息子は「感性」の子なんだな〜と思いました。

理数系が得意で本はほとんど読まないので、

こんな感性があるんだ!と、意外に思いましたが、

でも思い起こせば、小さい頃から、音楽その他、感性が豊かなところあったなあ。




というわけで、

中学最後の年に(1,2年生の先生も良かったですが!)

良き先生に巡り会えて、よかった〜 と思うのと同時に、

子ども達の成長の軌跡が、学級通信を通して見えてくるのだろうな〜と楽しみです!



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