2016年11月に読んだ小説は、海の見える理髪店、竜と流木、ジヴェルニーの食卓、青の炎、友罪、悪の教典(上下)でした。
海の見える理髪店
表題の直木賞受賞作を始めとする短編集。
人と人との出会いと別れを優しく繊細なタッチで描く、って感じかな?
じわじわ〜っと静かな感動がありました!
海の見える理髪店 荻原 浩 集英社 2016-03-25 by G-Tools |
竜と流木
篠田節子氏の真骨頂!?
「夏の災厄」にも似た、環境ミステリー(ホラー?)小説でしょうか?
南の島を舞台とする生物の突然変異。
きっちりと書き込まれていて
とても面白かったです!
竜と流木 篠田 節子 講談社 2016-05-25 by G-Tools |
ジヴェルニーの食卓
原田マハさんの得意とする、印象派の画家たちのエピソードを綴った短編集。
これを読むと美術館に行きたくなる!
モネ、ドガ、マティス、などの知る人ぞ知るエピソードが
素敵に描かれてます。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫) 原田 マハ 集英社 2015-06-25 by G-Tools |
青の炎
以下3冊は、ミステリー、というか犯罪小説。
「青の炎」は、高校生男子が主人公で、
彼が家族を守るために犯した罪のストーリー。
ハードボイルドタッチですが、
最後はつらくてつらくて。。。
悲しいお話でした。
青の炎 (角川文庫) 貴志 祐介 角川書店 2002-10-25 by G-Tools |
友罪
これは、14歳で殺人を犯して医療少年院に入った人のその後を描いたフィクション。
自分の友人、知り合いが、「有名な」殺人者かもしれない、と気づいたら、
あなたはどうする。。。?と問われます。
なるほど〜とうならされる終わり方。
人物の掘り下げも深く、
とっても良い小説だと思いました!
友罪 (集英社文庫) 薬丸 岳 集英社 2015-11-20 by G-Tools |
悪の教典 上下
これは。。。。恐ろしいサイコパスの物語。
映画にもなったんですね。
学校、高校が舞台というところが、いやですね。
怖い怖い、そして、後味悪く、
よくできたサスペンスで、一気に読んでしまいましたが、
読まなくてもよかったかもと思いました(笑)
悪の教典〈上〉 (文春文庫) 貴志 祐介 文藝春秋 2012-08-03 by G-Tools |
ポチッと応援クリックありがとうございます♪
コメント