もう10月に入ってしまいました!
今年も残り、90日を切りましたね!!
先月に読んだ本、ほぼ小説でした。
めずらしく沢山読めた月でした。。。
(すらすら読める小説ばかりだったのだと思いまふ。。。
来月はこんなに読めないでしょう、きっと。笑)
ではいってみます!!
幸せの条件 誉田哲也
この方の作品を読むのははじめて!
20代女子の農業体験物語。
というか、働くってどういうこと?
何のために働くの?
仕事の何が楽しいの?
を考えさせられる。
そして、日本の農業の問題と
可能性がちょこっと見えたりする。。。
3.11も背景にあり、深刻な中にも明るさと軽さがあり、
さわやかな小説でした!
幸せの条件 (中公文庫) 誉田 哲也 中央公論新社 2015-08-22 by G-Tools |
さよならドビュッシー 中山七里
この作家さんもはじめて知りました!
ピアニストを目指す資産家で才能ある女子高校生の物語。
ミステリーなのですね、これが。
ピアノ演奏にまつわるうんちくがものすごいです。
主人公の先生であるピアニストがしゃべるしゃべる。。。
言語化能力高すぎでしょ!って、ツッコミいれたくなるぐらい^^
ミステリーとしても面白いし、
ピアノが聴きたくなる小説♪♪
さよならドビュッシー (宝島社文庫) 中山 七里 宝島社 2011-01-12 by G-Tools |
赤毛のアンナ 真保裕一
タイトルからみてわかるように、
「赤毛のアン」を彷彿とさせる、
日本の養護施設で育った少年少女のその後を描く物語。
これもミステリーです。うん、まあまあ。。。の感動かな!?
赤毛のアンナ (文芸書) 真保 裕一 徳間書店 2016-01-29 by G-Tools |
流星ワゴン 重松清
テレビドラマにもなったし、有名な小説!
いまさらながら読んでみました。
重松さんの真骨頂である、男性、父と息子の物語。
それもうまく書いてるなあと思うのですが、
40代の妻の狂い咲き?訳のわからなさ、や
ひきこもりの中学生の心理などもリアルに感じました!
流星ワゴン (講談社文庫) 重松 清 講談社 2005-02-15 by G-Tools |
向田理髪店 奥田英朗
奥田さんの作品は大好きなのですが、
これは、わたし的にははずれ。。。
というか、しみじみしすぎて、ちょっと物足りなく感じてしまいました!
向田理髪店 奥田 英朗 光文社 2016-04-19 by G-Tools |
ブラック・ベルベット 恩田陸
これまた、恩田陸さんのなかでは、はずれでした
(あくまで、わたしにとって、ということで)。
(あくまで、わたしにとって、ということで)。
シリーズものらしいのですが、シリーズのほかのも読むかなあ
まだわかりません!
ブラック・ベルベット 恩田 陸 双葉社 2015-05-20 by G-Tools |
<番外編>
小説ではありませんが、
野の医者は笑う 東畑開人
野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 東畑 開人 誠信書房 2015-08-20 by G-Tools |
沖縄在住の臨床心理士が、研究のために、
「ちまたのヒーラー、スピリチュアルカウンセラ−」などにインタビュー、取材をかさね、
「心の治療とはなにか?」を探っていくルポルタージュ。
なのですが、
めっちゃおもしろかった〜
コミカルな文章で笑えるのです。
しかーし、
内容は深い!
詳しくは言いませんが、
いままさに、ワタシに必要な本でした!
わたしも、ここまで深くはないですが、
同じような問題意識を持っていたので、
(臨床心理学とちまたのスピリチュアル、宗教、自己啓発とどうちがうの?
同じところはないの? そもそも同じだったんじゃないの?とかね)
著者の「結論」に深く同意したり、なるほど〜とうならされたり。
目から鱗だったり。
少なくとも、心の治療、癒しをとりまく状況をみる視点が上がりました!
これを書いてくださった著者と、この本との出会いに感謝です!
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