東野圭吾さんの「マスカレード・ホテル」と「マスカレード・イブ」を読みました。

どちらもおもしろかった!

ホテル、のほうが最初に書かれた作品。

東京の一流ホテルを舞台にしたミステリー。

デキル女、ホテルウーマンの山岸尚美が勤務するホテルで、

殺人事件が起こることが予想され、

尚美と同じフロントに、ホテルマンを装って配備されたのが

若い男性刑事の新田。

 

この二人を軸に、物語が展開します。

最初は、ふてぶてしくプライドの高い刑事のまんまだった新田と

それにカチンとくる尚美。

しかし尚美は、新田を少しずつ「教育する」ことにし、

やがて新田も、尚美のプロフェッショナルな仕事ぶりや

推理力に感心するようになり、

ふたりは協力し合うのようになります。

とはいえ、一歩前進、二歩後退、のように

事件の解決は難航し、新田と上司、

尚美と上司のあいだもぎくしゃくしたり。。。

話しはテンポ良くすすみ、

読み始めたら止まりません!

 

よくできた構想、あっと驚く、展開。

キャラクターも良いですし、

尚美が、ホテルを訪れるお客様を

どんな人であっても、誠実に

プロとして対応している姿がみごと。

「マスカレード・ホテル」というタイトルが秀逸ですね〜

 

事件のこと、というより、

ホテルを訪れるお客様は

すべて「仮面」をかぶっている。

ホテルという舞台で繰り広げられる仮面舞踏会(マスカレード)に

来ているといえるのです。

そして、ホテルで働く者は、決して、その仮面をはがしてはならない、

それが、山岸尚美の信条なのでした。

これは、映画にもなるようですね!

尚美と新田の配役には、注目したいと思います!

私のイメージだと、山岸尚美は、

竹内結子で、

新田刑事は、、、小栗旬かな(笑)!

 

4087714144 マスカレード・ホテル
東野 圭吾
集英社  2011-09-09

by G-Tools

 

マスカレード・イブは、

マスカレード・ホテルの事件が起こる前夜、

というか、尚美と新田が出会う前の、それぞれの物語。

二つの物語が描かれています。

 

合わせて読むと、尚美と新田刑事のキャラクターに

さらにひかれると思います!

 

あ〜おもしろかった!!

東野圭吾といえば、これから映画になる

「天空の蜂」これも相当おもしろいみたいですね。

夏休みに読んでみようと思います!!

 

4087452166 マスカレード・イブ (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社  2014-08-21

by G-Tools

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