柊りおんさんの著書

「感情美人」になれる7つの扉 欲しい未来が手に入る怒りのコントロール術

読み終わりました! 

4334978118 「感情美人」になれる7つの扉 欲しい未来が手に入る怒りのコントロール術 (美人時間シリーズ)
柊 りおん
光文社  2015-02-18


by G-Tools

いや~ なんだか感動[E:weep]

著者のあふれる思いが響いてきて、胸がいっぱいになりました。

「怒りのコントロール術」について、論理的に納得できるようなエビデンス(研究結果)をふまえて、「怒り」やほかの感情/心理が起こるしくみをわかりやすく解説、かつ、引き込まれるようなリアルな事例をたくさん入れて書いてくださってます。

読みやすいので、すーっと頭と心に入るのですが、 実はすっごく大事で難しいこと(実行するのが)がたっくさん書いてあるので、 手元において繰り返し読むことをおすすめします。

夫・彼、子ども、友人知人、仕事関係、など、「対象別対処策」の ていねいな具体的なアドバイスもあり、 精神論(マインドの部分)と実際的内容がバランスがとれているな~と思いました。

それよりなにより、たんに「怒りのコントロール術の本」とするのはもったいない! 女性の生き方ーー自分らしく幸せをつかむための指南本だと思いました!

女性にとって「感情」がいかに大きなパートをしめることか。

女性は「人間関係」に重きを置く生き物ですから(それがなぜなのかも書いてあります)、家庭や職場の人間関係はもちろんのこと、人生の決断、セルフイメージ、孤独や嫉妬の問題。。。そうしたもろもろの点において「感情」が大きな位置をしめます。

ですから、感情、とくにネガティブな感情といかにうまくつき合うか、てなずけるか、が女性の人生の成功を左右するといっても過言ではない、とこの本を読んで、改めて思いました。

怒りっぽいという悩みを持つ方だけでなく、 被害者意識、孤独感、迷い、自分に自信がない、自分を好きでない、仕事が楽しくない、なんとなく不満。。。というすべての女性に読んで欲しい。

あの人にも、あの人にも読んでほしいな~と強く思いました。

ワタシにとっては、「嫌われるぐらいで、ちょうどいい」「うまくいかない自分も愛する」などの言葉、事例が身にしみました。

7つの扉、とあるように、7章からなっているのですが、その扉についている古今東西の名言がまた素敵[E:shine]

書き出すととまらないのですが(笑)

さいごに、第6の扉から、「自分に自信を取り戻す3つの質問」をご紹介しましょう。

1.あなたが今までに成し遂げたことはなんですか?

2.あなたは今までにどんな困難を乗り越えてきましたか?

3.あなたが言われて一番うれしかったことは何ですか?

このワーク、私もやってみました。

2と3を書いていたら、喜びというか自信というか感謝というのか、温かいエネルギーのようなものが、ふつふつと湧いてくるのを感じました。。。

ちなみに2は、流産のあと、待望の二人目を授かり、無事出産、これから、二人の育児と仕事で、最高に幸せな日々が始まる!と思ったら、夫が倒れて入院。その後、「うつ」になり、笑顔が消えて、2年間の医者通い。私も回転性めまいが始まり、赤ちゃんもアトピーと喘息で。。。と、非常に厳しかったときのことを思い出しました。

どうやって乗り切ったのか、あまり覚えてないけれど、そのとき、自己憐憫に陥ることなく(泣いたり悲しんだりはしたけれど)「自分はこの状況を耐えられる。自分に責任がかかってくることが好きなんだ」と思ったことは覚えています。。。

というふうに(笑)、自分のストーリーをポジティブに思い起こして、元気が出てきたのでした!

それは、著者が、ご自身の貴重なストーリーを惜しげも無く提供してくださり、読む人に勇気を与えてくれているからだと思います。

柊さん、この本を出してくださってありがとうございます!  と言いたくなる本です。[E:heart04]

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