怒りのコントロール術=「アンガーマネージメント」についての本を3冊読みました。
「アンガーマネージメント」という言葉を聞いたのは、たしか5.6年前…
臨床心理士で大学の先生の書かれた 子ども向けのアンガーマネージメントの本を読んだのでした。
その頃、「キレる子どもへの対応」というのが仕事の中で求められていたので、そのために読んだんですが…
読んではみたけれどちょっと難しいなあ〜という印象。でも使えそうなところは参考にさせていただきました。
今回、この本を手に取ったのは…
ズバリ、わが子に怒りすぎてしまう自分(汗)をなんとかしたいと思ったから。
でも性格を変える、とか、優しい人になる、っていうのは目標が高すぎて(汗)。
アンガーマネージメントっていうと、なんか軽くできそう(爆)。
怒りっぽい性格を変えることではなくて、怒りの配分の技術・スキルなんですって。
そう考えると気楽に取り組めますよね…。
先日、ネットサーフィンしていたら、
日本アンガーマネージメント協会 というものをたまたま見つけました。
その代表理事の方が書かれた本なんですね。
3冊ともだいたい同じような内容でしたが、
「怒り」のマネジメント術 と イライラしがちなあなた… はほぼ同じ内容。
怒りそれ自体は、良くも悪くもなく、感情のひとつに過ぎないけれど、問題につながる怒りがある。ムダに怒らないようにするための考え方やスキルを紹介しています。
一方、「怒る技術」は、「怒らない」技術というよりも、むしろ、効果的に「怒る」技術も紹介していて、組織の中での部下の育て方、コミュニケーションの仕方などにフォーカスしている感じだったと思います。
アンガーマネージメントで、怒りの問題がすべて解決、というわけではないでしょうけれど、
たくさんのヒントがあり、かんたんに取り組めるスキルが多そう…
ちょっとやってみようかな?と 思わせてくれる本でした。
ちなみに私は、テクニックのひとつ、「アンガーログ」をつけることに。
自分が怒ったときの記録をつけるのですが、反省とか罪責感などを綴るのではなくて、
起きたこと(事実)、自分がしたこと、どうしてほしかったのか、などを感情を交えずに書いていきます。
2、3回書いただけで、自分のパターンが見えてきて、気づきがありました。そして、その点に気をつけるようになりました。
もちろん、これからも継続して、コツコツ取り組まないと効果も持続しないと思ってますが…。
ワタシと同じような、悩めるお母さんにおススメです〜♪
「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書) 安藤俊介 朝日新聞出版 2011-09-13 by G-Tools |
イライラしがちなあなたを変える本 安藤 俊介 中経出版 2010-03-19 by G-Tools |
怒る技術 安藤 俊介 PHP研究所 2011-10-21 by G-Tools |
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