BS2 海外ドラマ 「奥様は首相」(全6回)も、後半に入り、ますます目が離せなくなってきました!

 第三話では、イギリスの新首相 ロズの内閣、そして家族が次々に、危機に見舞われ始めました。マスコミによる家族のスキャンダル暴き、内閣内部の不協和音…

 きのうの第四話では、就任一年を迎えたロズに、また新たな難問が。飛行機事故の責任を野党に問われて、「辞任」の言葉を口にしてしまい…

 さらに、ロズのあずかり知らぬところで起こった、家族と内閣のメンバーのスキャンダルが発覚寸前。「ロズには知らせない」とみんな必死に隠しているが…さて!?

 という感じでした。

 第四話の裏テーマは、「中年期の危機」と言えるかもしれません。

 ロズの夫は、葛藤がありつつも、首相公邸から通える職場に転職し、娘達と向き合い始め、妻を応援します。まさに、中年期の、「夫と妻の役割逆転」が描かれているようです。

 ほかにも、党の主要メンバーの女性が、離婚の危機に直面し、一人で抱え込んでしまったことから、ストレスをため込み、逸脱行動へ… という中年期の危機的エピソードもありました。

 ストレスフルな事件が次々起こって、息つく暇がないドラマですが、ロズが自然体でチャーミングなので救われます。女性達がバリバリ決断していくのをみるのも、爽快。

 残り2回も見逃さないようにしよ~と思います。