小学校で、先生たちの研修会に招かれました。こういうのは、あるときは年1,2回のペースでありましたが、今回はけっこう久しぶり。30人弱の先生を前に、ミニレクチャーと事例検討をしました。

 この学校は、校長先生は元上司で、いままでお話したことのある先生も何人かいたこともあり、気軽な気持ちで引き受けました。レクチャーまではよかったのですが、事例検討で先生からの質問に答えているときに、予期せぬハプニングが。

 ある先生が立ち上がって 私に対して、「あなたの言っていることは間違っている!」的な発言をされたのです。かなり感情的に言われたこともあって、私は一瞬何が起きているのかわからなくなり…ぽか〜んとしてしまいました。そして、かなり動揺 [E:wobbly]  

 私も弁解したり、ほかの先生によるフォローもあって、なんとかその場は収まったのですが、会が終わったあとでも、「あの先生納得してないだろうな〜、言葉が足りなかったなあ、ああ言えばよかった…」と、うじうじ考え込んでしまいました。いま思えば、私の説明が足りなかったのと、その先生の誤解(過剰反応?)と両方あったと思います。

 職場に帰って、同僚、先輩に話すと、「そう思っても言い方があるよね…」「どんな人がいるかわからないところで話すって難しいね〜」などと温かい励ましをもらって、ちょっと落ち着きました。

 今回のことで、臨床心理学~生身の人間の、いわゆる障害や病や不適応などについて語るうえで、もっと慎重にならないといけないなあと思いました。ちょうど読んでいた本に、「心理臨床家は自らのもつ暴力性を自覚しないといけない…」というようなことが書かれていたのを思い出し、こういうことか~と痛感した次第です。

 追記:いまはもう立ち直ってますので[E:happy01] ご心配なく!

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