Pan

ゆっくり発酵カンパーニュ (少しのイーストでつくるパン 1) という本に出会い、カンパーニュを作りたい〜という思いがムクムクと…

 1冊丸ごと、カンパーニュ(田舎風パン)の本で、

1章 ベーシックカンパーニュ(基本のカンパーニュの作り方、おすすめフィリングなど)
2章 サンドイッチ(カンパーニュに似合う具のレシピ) 
3章 アレンジカンパーニュ(カボチャベース、紅茶ベースなど) という構成です。

 「少しのイーストで作る」やり方は、著者のオリジナルのようです。ドライイーストを通常の1/4位に押さえ、低温でゆっくりと長時間発酵させる。こうすると、ドライイーストのパンでも、日が経っても美味しくいただけるのだそうです。

 言われてみれば、発酵というのは、みそでも醤油でも、時間をかけて発酵させた方が美味しいですもんね。温度を上げて短時間で発酵させたものは、おいしさ半減。天然酵母パンの美味しさのひみつは、酵母の風味もあるけれど、発酵時間が長いことなのかも…と思ったり。(人間も、ゆっくり育つ、ゆっくり暮らす、がいいね)

 さて、この本をみて、やっぱりアレがないとカンパーニュはできない、と前から欲しかったけれど迷っていたものーーバヌトン型(発酵のための藤製のかご)を買っちゃいました! ついでに、クープ(切り込み)用のナイフも。ちなみにCUOCAのオンラインショップで買いました。

Kago

 そして、カンパーニュ焼いてみました! 全粒粉30%のもの(粉合計250g) です。

 う〜む、本の通りの時間と温度で焼いたら、やや焦げてしまいました。クープも思ったほどきれいに出なかった…むずかしい〜! でもめげずに、また挑戦しようっと[E:sign03]