「7つの習慣」の著者による 第8の習慣  「効果」から「偉大」へ をいま読んでいます。「7つの習慣」をよりバージョンアップさせた内容で、リーダーシップ論、組織論としても読めるのではないかな。

 そのなかで、どんな人でも、何らかの組織(会社でなくても、家族、地域社会など)に属していること、そして、どんな人でも、その組織に影響を与える/貢献することができる、というところが、心に留まりました。

 私は、非常勤/専門職なので、組織のコアの人間ではないし、組織のことより、クライエント(相談者)のこと中心に考え、仕事をしてきました。だけど、この本を読んで、そういう立場の人であっても、自分にできる貢献をしていかなくちゃいけないかな、心理職だからこそできる、組織(職場の人々)への貢献があるかな…と考え始めていました(気づくの遅すぎかも。)

 そうしたら、今日とつぜん、職場で全職員(十数人)と上部組織の役員を交えてのミーティングが行われたのです。なんちゅうタイミング!

 役員さんは、「この組織ではコミュニケーション上のモンダイがいろいろあると聞いている…なんでもざっくばらんに言いなさい」という感じでリードされて、本音が出たとは言えないけれども、みんなの思っていることが見えてきました。

 私の把握できたことは、上司と部下にふか〜い相互不信があること。上司は部下を「能力がない」ととらえていて、部下に権限を与えない。一方、部下は、「上司が何でもしゃしゃり出て、ひとりで決めてしまう」という不満がある。

 実は、私、いままでもその双方から、不満を聞いたことがあったのですが、不満の多い職場だな〜ぐらいにしか思っていませんでした。それが今日のミーティングで、不満の根本原因がわかった感じです。

 さて、今日は結論でませんでしたが、これからどうなるのかな…というか、私は何をすればいいんだ? みんなが気持ちよく働ける職場であってほしいとは強く思います。そのために自分にできることは何かな〜、ちょっとづつ考えていこうか…でもドロドロに巻き込まれるのはいやだな〜(笑)などと思った一日でした。