本屋で子どものお弁当本コーナーをふらふらしていたら、「子どもべんとう」という本と出会いました。著者は、幕内秀夫さん。私は全然知りませんでしたが、わりと有名な人らしいですね。ちなみに、私の妹は知っていました。  S28年生まれの管理栄養士。「粗食のすすめ」などの著書が多数あり、帯津三敬病院などでがん患者さんなどの食事相談を担当されているそうです。その「お弁当本」は、まさに目から鱗、私の「常識」を覆すようなことが書かれていました。  子どものお弁当は、8割がごはん、それに、漬け物や常備菜などのおかず2〜3品がよいのだと。ほとんど「日の丸弁当」状態のお弁当の写真が大きく載っていました!これが幼稚園児のお弁当に推奨されているのです…!  いままで、息子のお弁当(週1回)に、小さいおにぎり2個のほか、どのおかずでお弁当箱を埋めようかと毎回悩んできたので、なんだかすご〜く気が楽になりました!   幕内さんの主張は、おおざっぱに言えば、日本人は米(できれば未精米のもの)をしっかり食べること、西洋から来た脂っぽいおかずではなく、旬の野菜と魚を食べよう、というもの。  おかずの多い弁当にしようと思うと、どうしてもフライや揚げ物、マヨネーズやケチャップが増え、かえって体に悪い。ごはんをしっかり入れることが大事、なんですって。なるほどね〜。体にも良くて、母にも優しい。素晴らしい〜!と、すっかり幕内ファンになってしまいました(笑)。  さっそく、今週から、試してみました。おにぎりを2個→3個(小さいやつです)に増やして、おかずを減らしたのです。息子にきくと「少なかった〜」と(笑)。来週は、おにぎり4個にするつもり(笑)。  さて、お弁当本だけでなく、幕内さんの本を、図書館から借りて何冊か読んでみました。う〜む、奥が深い。耳の痛いこともたくさん書いてある… なので、この続きはまた次回に書きたいと思います。