昨日のNHK教育テレビ「すくすく子育て」、見ましたよ〜というメール・電話(ってそんなに多くないけど)、ありがとうございました! けっこう、しっかり映っていましたね(笑)。息子はかたまっていましたが・・。  ところで、そのおかげで、「すくすく子育て」のメインの部分、「子ども部屋を考える」も見ました。なかなか興味深い内容だったので、少しだけ、紹介したいと思います。http://www.nhk.or.jp/sukusuku/  子ども部屋の与え方と考え方に、欧米と日本では大きな差があることは、私もわかっていましたが、なるほど〜と目から鱗だったのが、しつけの仕方にも典型的に顕れていること。  欧米では、子どもを叱るとき、「自分の部屋で反省しなさい」と部屋に閉じ込める。(絵本、「かいじゅうたちのいるところ」もそうですよね。晩ご飯抜きで、自室へ閉じ込められるお話)  一方、日本では「そういう悪い子はうちの子じゃない!出ていきなさい!」と家の外に出す。  私も子どものとき外に出されたことあるし、自分も、わが子にこのような台詞を吐いていました!古い「家」の制度とは無縁だと思っていた自分にも、このような価値観がしみついていようとは・・唖然。  その背景には、日本の家族は、親子中心であり、みんなが一緒にいることが何よりも優先されることだと、講師の方が話していましたが、その通りだなあと。だから、親は子どものことをすべて知って把握していないと不安になってしまう・・・とのこと。ほんとにそうですね〜。思春期に親子関係のトラブルが起こるのは当然でしょうね・・・あ、トラブルがあること自体は悪いことじゃないですよ、念のため。  親子の適当な距離感やひいては親離れ子離れ、子どもをめぐる親の不安については、教育相談の現場で、また、自分の子育てにおいて、日々、身につまされているので・・・また別の機会に書くつもりです〜。  番組の再放送は、金曜午後1時頃みたいです。見逃した方はどうぞ!