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こちらにも書きましたが、

アイスランドの作家 アーナデユル・インダリドソンのミステリー小説

エーレンデュル捜査官シリーズにハマってます! 





3冊読んだのち、さらに2冊読みました。

厳寒の町 と 湖の男 です。

厳寒の町
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社
2019-08-22


湖の男 (創元推理文庫)
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社
2020-03-19


邦訳されているのはいまのところこれがすべて。次の本が待ち遠しい!


主人公は50代の離婚歴のある男性捜査官。彼と、やはり中年の女性捜査官エリンボルク、若くてアメリカ留学の経験のある男性、シグルデュルの3人組が、アイスランドで起きた殺人事件を扱うミステリー。

ですが、ミステリーというジャンルを超えて、

アイスランドという国や現代社会の困難な状況をあぶり出し

捜査官自身も家族の問題など、苦しみを抱えたままに描かれていてそれも魅力的。

「厳寒の町」 は、人種差別問題を扱ったもので

アジア系の移民の子どもが殺されたという、恐ろしい場面から幕が上がります。

ヨーロッパの移民問題、アイスランドという小国での人種差別の問題、学校のなかの多様性の問題が
描かれていて、リアリティのある話なんだろうなと思いました。


「湖の男」は、シリーズの中で一番好きかも!

これは、湖の底で見つかった遺体が、旧ソ連製の機器をつけていた。。。という、

東西冷戦中のスパイがかかわっている物語。

1950年代にアイスランドから、旧東ドイツに留学した青年たちが、ライプツィヒで夢や野心を語り合い、活動する、その生き生きとした回想シーンと、遺体をめぐる謎解きのシーンが交互に出てきます。

トーマスという青年の青春の恋愛と理想と挫折が切なくて。。。

その後の彼の人生はどうなったのか?遺体はだれなのか?

少しずつ謎が明らかにされて。。。最後はおお!ってなりました^^

青春へのノスタルジーっていうのでしょうか。

そういうものに感動を覚えるっていうのは、ワタシも年を重ねたっていうことなんですよね!笑

このシリーズ、残酷なシーンは、ほとんどないし、地道に執念深く、難しい事件を追っていく
主人公たちに好感が持てます。悲しい事件ばかりですが、優しさやいたわりの気持ちが伝わってくるような、読んでよかったなと思えるものばかり。

次が早く読みたい!!

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