2018年3月に読んだ小説は
原田マハ たゆたえども沈まず
桂希実 諦めない女
桂希実 我慢ならない女
でした。
◎原田マハ たゆたえども沈まず
画家ゴッホと弟のテオをめぐる物語。
パリで商売をする二人の日本人画商と、ゴッホ兄弟の出会いを描いていますが、
この日本人二人は、フィクションのようですね。
ゴッホの生涯は、そのままでドラマティックなので、脚色いらないかなと思うのですが、
日本人画商や浮世絵との出会いをからめて、ストーリーが展開します。
ゴッホというより、テオ中心かな。
テオの、兄に対するアンビバレントな思いが痛いぐらい伝わってきます。。。
話としては、やや動きが少ない、ミステリー度も低いということで、
原田マハの他の美術小説よりは、いまひとつでしょうかね〜
ワタシ的によかったのは、本のカバーの絵が、ゴッホの「星月夜」であること。
この作品、大好きです!
小説のなかにも、この作品に触れていて、感動がありました〜
◎桂希実 諦めない女
先月読んだ、「嫌な女」の著者の作品。
タイトルは似てますが、話のつながりは全くありません。
多様な人の視点から物語が書かれている、というところは同じですが。
諦めない女、すごくおもしろかったです!!
ネタバレしないほうがいいので、中味はちょっとだけにしますが、
小さな女の子が、お母さんと買い物に行き、ちょっと待っててね、
といって母親が離れた間に、いなくなる。
誘拐か、殺人か。。。
帰ってこないむすめ、犯人らしき人からのコンタクトはなく。。。
何年も待ち続ける母親が、諦めない女、と思いきや、
驚きの展開が。。。。!!
角田光代さんの八日目の蝉ににているような感じもしました。
母の思い、むすめの思いって、悲しいけれど、すれ違うこともあるんですよね。。。
というお話でした^^
◎桂希実 我慢ならない女
「諦めない女」がおもしろかったので、これも読んじゃいました^^
(図書館で借りてです)
これは、先の2作品に比べると地味ですが、リアリティがあるかも?
アクの強い女流作家のお話。それを姪っ子が、マネージャーとして支える。
その彼女の視点から描かれています。
売れっ子作家と編集者、芸能界(映画化とかテレビ化とかで俳優とかかわる)との関係、
そして、売れなくなったとき、取り巻きがいなくなる寂しさ、など
リアルな感じがしました。
そして、作家が小説を書くことの熱量って大変なものがあり、
それを支える人も影響を受けるのだなあという気がしました。
今月は、あとは、心理学関係の本を読みました。
それで、1〜3月に読んだ本の合計は、16冊。
例年よりちょっとペースが遅い感じかもしれませんが、楽しんで読んでいけたらいいなと思います!
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原田マハ たゆたえども沈まず
桂希実 諦めない女
桂希実 我慢ならない女
でした。
◎原田マハ たゆたえども沈まず
画家ゴッホと弟のテオをめぐる物語。
パリで商売をする二人の日本人画商と、ゴッホ兄弟の出会いを描いていますが、
この日本人二人は、フィクションのようですね。
ゴッホの生涯は、そのままでドラマティックなので、脚色いらないかなと思うのですが、
日本人画商や浮世絵との出会いをからめて、ストーリーが展開します。
ゴッホというより、テオ中心かな。
テオの、兄に対するアンビバレントな思いが痛いぐらい伝わってきます。。。
話としては、やや動きが少ない、ミステリー度も低いということで、
原田マハの他の美術小説よりは、いまひとつでしょうかね〜
ワタシ的によかったのは、本のカバーの絵が、ゴッホの「星月夜」であること。
この作品、大好きです!
小説のなかにも、この作品に触れていて、感動がありました〜
◎桂希実 諦めない女
先月読んだ、「嫌な女」の著者の作品。
タイトルは似てますが、話のつながりは全くありません。
多様な人の視点から物語が書かれている、というところは同じですが。
諦めない女、すごくおもしろかったです!!
ネタバレしないほうがいいので、中味はちょっとだけにしますが、
小さな女の子が、お母さんと買い物に行き、ちょっと待っててね、
といって母親が離れた間に、いなくなる。
誘拐か、殺人か。。。
帰ってこないむすめ、犯人らしき人からのコンタクトはなく。。。
何年も待ち続ける母親が、諦めない女、と思いきや、
驚きの展開が。。。。!!
角田光代さんの八日目の蝉ににているような感じもしました。
母の思い、むすめの思いって、悲しいけれど、すれ違うこともあるんですよね。。。
というお話でした^^
◎桂希実 我慢ならない女
「諦めない女」がおもしろかったので、これも読んじゃいました^^
(図書館で借りてです)
これは、先の2作品に比べると地味ですが、リアリティがあるかも?
アクの強い女流作家のお話。それを姪っ子が、マネージャーとして支える。
その彼女の視点から描かれています。
売れっ子作家と編集者、芸能界(映画化とかテレビ化とかで俳優とかかわる)との関係、
そして、売れなくなったとき、取り巻きがいなくなる寂しさ、など
リアルな感じがしました。
そして、作家が小説を書くことの熱量って大変なものがあり、
それを支える人も影響を受けるのだなあという気がしました。
今月は、あとは、心理学関係の本を読みました。
それで、1〜3月に読んだ本の合計は、16冊。
例年よりちょっとペースが遅い感じかもしれませんが、楽しんで読んでいけたらいいなと思います!
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