ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

臨床心理士(心理カウンセラー)で大学生と高校生の母 acoのシンプルな暮らし。 好きな本、映画、ドラマの話、賃貸生活、子どものことなど

2015年04月

Dsc00801
 
子どもがルールを守らない時、何度言っても、いうことをきかないときなど、
最終的にどうしていますか??
 
なかなか悩ましい問題ですよね〜
罰を与えるか、(罰と言ってもいろいろあると思いますが)
与えないか?
罰を与えることについては、
こういう考え方があります。
「子どもは自分の過ちの結果は経験すべきだが、罰は受けるべきではない」
なぜなら、罰を与えることによって、子どもは自分のしたことから注意が離れてしまい、親(罰を与えた人)への「復讐」を考えるようになってしまうからです。

でも、「過ちの結果は引き受けるべき」というところがポイントです。

過ちやルールを守らなかったことの「自然な結果」は引き受けさせる、

これは大事だと思います。

ただ、このやり方にはプロセスがあるので、

次の7段階を踏んでいくのがいいのです。

 

1。役に立つやり方を教える
例)スーパーで野菜を触る子どもに
「レモンを3個とってくれると助かるわ」という。

2。自分の気持ちを強く表す(人格を攻撃しないで)
例)「パパの新品ののこぎりが
外におきっぱなしで、さびてしまったよ!
頭にくるよ!」

3。期待することを述べる
具体的に「してほしいこと」を述べる
例)「パパの道具を使い終わったら、
すぐきれいにして返して欲しい」

4。子どもにあらため方を示す
具体的に「やり方」を教える
例)「のこぎりの手入れの方法は。。。」

5。子どもに選ばせる
例)「パパの道具を借りたら必ず返すか、
それとも、借りられなくするか、
自分で決めなさい」

6。実際に行動する
1~5を言ってもダメだったら、
「道具箱に鍵をかけてのこぎりが借りられないようにする」

7。子どもに、自分の誤った行動の結果を経験させる
例)「今日はお買い物には一緒に連れていかれないわ。
このまえ、お店の中で走り回ったから。」

(参考:子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方大全)

いやはや、なかなか根気がいりますよね(-。-;)

でも、子どもに暴言を吐いたり、ののしったり、
ひどい罰を与えるより、
こちらのほうがいいと思うんですよね。。。

 

ムカッときても、6秒待って怒りを鎮めてから、

1~7の対応を選んでいけるように
したいものですね☆


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4877713093 子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全
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きこ書房  2013-06-29


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こちら☆に続いて、またまた、梨木香歩さんの素敵な小説を読んでしまいました[E:happy01]

「雪と珊瑚と」

ロマンティックなタイトル〜♪

でもこれ、主人公である母とその娘の名まえなんです。

「西の魔女が死んだ」の匂いが少しする(異界が出てきたりするファンタジーでなく)リアルなストーリー。

(以下ネタバレあり)

若くして、妊娠、結婚、出産、そして離婚した、シングルマザーの珊瑚が、

ある日、「赤ちゃんお預かりします」という貼り紙のある古い家を思い切って訪ねたところから、物語はスタートします。

そこには、「くららさん」という初老の婦人がいました。

彼女に導かれるようにして、珊瑚は、働き始めます。

くららさんの作る、野菜たっぷりの素材を生かしたお料理のおいしそうなこと♪

実は、元修道院のシスターで、ヨーロッパ暮らしの経験もあるくららさんが作るのは、ちょっと洋風な家庭料理。

そのお料理とくららさんに励まされ、珊瑚は「自分の店をひらきたい」と思わず口にしてしまい、それが現実となっていきます。

起業の準備、開店の準備などもけっこう詳しく書いてあって、

起業ストーリーとしても楽しめます。

実際、こんなにうまく事が運ぶのかどうかは別として。。。

しかし、後半、物語は一転して、やや深刻に。

林のなかに建てたレストランとお惣菜のお店は軌道に乗るのですが、

いろいろな人との再会が起こり、珊瑚の心は大きく揺れていくのです。

別れた夫、その両親、自分の母親、そして母の秘密を知るスクールカウンセラー(珊瑚が中学時代にお世話になった人)。

珊瑚は実の母から虐待(ネグレクト)を受けて育ったという背景があり、

その辛い事実にあらためて向き合うことになります。

それは自分が娘を育てる過程で、通らざるをえない出来事だったのだと思います。。。

「珊瑚はこれを聞いて、もう一度目をとじ、大きくため息をついた。

望まれないで生まれた子どもあった。。。それでいい。

これで私は自由だ、と思った」

実の母親からは、欲しかった愛情を得られなかった珊瑚。

でも、くららさんや、バイト先の店主夫妻、その他、珊瑚を応援してくれる人の善意に囲まれて、珊瑚は、娘の雪を大事に育て、自分の店も育てていく。

「母でも娘でもない私が、いまここにいる」という境地に達するのでした。

また、

珊瑚のことが大嫌いだというバイト先の人から、

「中身は空っぽのくせに」と辛辣な言葉を浴びせられ、落ち込む珊瑚。

それを知ってか知らずか、くららさんが彼女に語った言葉が目からうろこであり、感動的でした。

「木ってね、言ってみれば、皮膚を内側にして、内蔵が外についているようなものなんです。筒をくるって裏返して、中表にしたみたいなものなの。だから、木にとって大事なのは、外側。いろんな器官は外についているから、内側は空っぽでもだいじょうぶなんです、もともと。うろを抱えても生きて行けるってことですね」

話がうまくいきすぎ〜とか、

テーマがとっちらかってる感じもしなくもない、のですが、

おもしろくて、すいすい読めてしまいます。

ほんわか温かく、安心感が生まれるかな〜

おすすめです!!

4041101433 雪と珊瑚と
梨木 香歩
角川書店(角川グループパブリッシング)  2012-04-28


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