催眠―Hypnosis (小学館文庫) 松岡 圭祐 小学館 1999-04 by G-Tools |
松岡圭祐さんの小説を初めて読みました。
催眠、後催眠、千里眼、カウンセラー など、心理カウンセラーを主人公とした作品(サスペンス?)を書いておられますよね。
最近では、万能鑑定士シリーズが人気のようです。
さて、この作家 松岡氏が臨床心理士だったとは知りませんでした!
↑ここが一番感動した場所かも(爆)
小説のほうは、
スピーディーな展開で、ぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまいました。
けっこう面白かった!
主人公は、心理カウンセラー。
日本カウンセリング心理センターという、日本を代表する心理カウンセリングのセンターに努める青年です。
その彼が、「占い師」とされる女性のことを偶然みつけ、彼女が「多重人格」ではないかと疑いはじめる。。。という展開。
心理カウンセラーとして、依頼を受けたわけではないのに、ここまで動くの!?っていうツッコミどころはあるけれど、(作品の中でも、そういう葛藤は書いてありますが)
まあ、エンターテイメントだから良しとしましょう(笑)。
催眠術と催眠療法(催眠導入)の違い、など、すばらしく言語化されていて、
勉強になります(笑)。
ほんものの臨床心理士も、自分のしていること(カウンセリング、心理療法など)をきちんと言語化できないといけませんね!!
他の作品も読んでみようと思います[E:shine]
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