ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

社会人の娘、大学生の息子の母 フルタイムで働くacoのシンプルな暮らし。 日々の記録、好きな本、映画、ドラマの話、子どものことなど

2011年02月

初回面接入門―心理力動フォーミュレーション
妙木 浩之
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狭い意味での「初回面接」〜心理療法、カウンセリングの1回目の面接〜ということだけではなく、心理療法とはなにか、その導入をどのように設定するか、何が起こってくるか…など、初心者、中級者のカウンセラーが押さえておきたい内容満載ではないかな〜と思いました。

いろいろと参考になる文章あったので、自分のためにメモします♪

…けれどいつまでも「家庭」をより所とすることは少しばかり注意が必要、というか問題があります。というのも、心の病を引き起こす多くの人々の背景には、実はこの家庭があるからです。親密だからこそ問題が起きやすい、家庭というのはそういう場所なのです。

非常に逆説的なことですが、家にこだわるということは、心のなかに安定した「家(うち)」を持っていないということなのです。逆に言えば、自立にこだわる人も同じです。多くの家庭で家族から離れていくプロセスは自然で無意識的なものですが、家の人に自分の不満をぶつけたり、家族から離れられないで不安になったり、あるいは家族を目の敵にしたりするのは、もともと家族がその個人の心のなかに居場所をもたない、つまり不安定なためです。…家にこだわる人は安定した家を求めていて、自立にこだわる人は不安定な家から離れたいと思っているのです。

人が癒されるにはさまざまな道があって、一般には病を除去すればよいと思われています。けれども病はその人のあり方全体という氷山の一角であり、医療の世界でしばしば行われている病気の削除という外科的な対処法は、さまざまな道のひとつにすぎません。それに心の病の多くは、長期間にわたって築かれてきた慢性疾患であることが多々あります。その人の生き方全体のなかでの居心地の悪さ、居たたまれなさ、居ても立っても居られない気持ち、居場所のなさが背景にあります。心理療法は一定の場に腰を据えて、それらを取り扱うのです。

優れた臨床家であったウィニコットは、晩年に神父の集まりに呼ばれて、次のような質問を受けました。「私たち神父のところに告白に訪れる人たちのなかで、精神科的な治療が必要な人とそうでない人たちをどう見分けるのですか」と。ウィニコットは考えてから次のように答えました。「もしあなた方がその患者の話に耳を傾けていて、退屈してうんざりしなければ、その患者は精神科への紹介は不要です。でももし患者の話を聞いてうんざりしたら、それは精神科的な治療の必要な人たちです」というのです。この逸話は非常に啓蒙的です。…セラピストが自分の心のなかで「面白い」「話になる」「大丈夫だ」と独り言としてつぶやくような事例は、それほど重篤な問題ではないということでしょう。

ちなみにこうした多くの人間関係で良いことと悪いことが共存しているのが普通の人間関係であり、絶対的に良い人、絶対的に悪い人が現れたら、それは何らか防衛なり、欠損の現れで、要注意の指標になります。

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チューブ入りのねりがらし、わが家では おでんのときに使うぐらいで、なかなか減りません。

テレビでやっていたのですが、そのチューブ入りからしを活用した簡単お料理を作ってみました。

豚肉と白菜のミルフィーユです♪

白菜一枚の上に、豚の薄切りを一枚重ね、からしをうすくぬります。その上に白菜、豚肉、からし…と重ねていきます。

それを三等分ぐらいに切って、なべに切り口が上になるように、ぎっしり並べます。

水を白菜が半分つかるぐらい入れ、だしの素、醤油少々、お酒少々を入れて、火にかけます。

白菜が柔らかくなったらできあがり♪

からしにうまみ成分があるので、これだけで、よい味になるのだそうです。

子どもにも好評でした〜 豚肉は、ロースの薄切りを使ったので、やわらかくて美味しかったです♪

ただし、からしを多めに塗ってしまった部分があり、やはり辛かったようで[E:sweat01] 息子に怒られてしまいました(汗)

気をつけてうすくぬってくださいませ〜

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