ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

社会人の娘、大学生の息子の母 フルタイムで働くacoのシンプルな暮らし。 日々の記録、好きな本、映画、ドラマの話、子どものことなど

2008年05月

Italian_4

 急にフォカッチャが食べたくなりまして…[E:bread]

 思い立った夜 捏ねて冷蔵庫で一晩低温発酵させ、翌朝 ちょっと早起きして、形成~最終発酵~焼き上げをしました。朝の行程は1時間弱だったので、朝食に間に合いました~! 

 生地にはバジルとドライトマトを入れてみました。

 材料は、こな400g, 水200cc, オリーブオイル50cc, 塩小さじ1,砂糖ひとつまみ、ドライイースト小さじ半分(低温長時間発酵の場合)。焼き上げは200度で約18分。

 フォカッチャって、オリーブオイルをたっぷり使うのですね。生地に入れ、焼きあげる前に、表面に塗り、焼き上げた後でも再度表面に塗ります。でも、食べてみるとべとついた感じはなく、ぱりっとして美味しくいただけました[E:heart04]

 それに、簡単ミネストローネを作って(タマネギ、ジャガイモ、にんじん、ホールトマトのスープ)、イタリアンな朝食に♪

と、ご機嫌で過ごしていたのですが・・・じつはキッチンで事件発生! アリが、アリんこの行列が〜・・春になると、うちでは毎年、台所にアリが出現するのです…(泣)。

 急いで、アリの巣コロリを買ってきましたが、1日たっても効き目なし。がっくり[E:down]

また別の薬を買ってこなきゃかなあ…(ふ〜)

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村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫) 村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)
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 対談集を2冊読みました。どちらも少し前に出た本ですが、いや〜おもしろかった!

■河合隼雄・村上春樹著 村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)

 河合先生のすごさはわかっていた(つもり)のですが、村上春樹氏もなかなか深いことを考えている人なんだなあ〜と妙に感心。彼の作品は「ノルウェイ…」と「ねじまき鳥…」しか読んだことがない私ですが、この対談では、「ねじまき鳥」が話題になっていて、ラッキーでした。ねじまき鳥を読んでから、これを読むと一層よいかと思います。(ねじまき鳥、長いですけどね〜)

 テーマは盛りだくさんでしたが、とくに印象的だったのは、

ー夫婦について(苦しむための結婚)

ー魂を傷つける個人主義(個人をもっとも大切に考える生き方が、個人をもっとも深く傷つける傾向を生み出している、とか)

ー小説と心理療法の共通のメリット(ゆっくり、情報少ない、アナロジカル、手仕事的しんどさとか)

ー暴力性について(暴力をなんらかの形で出すことの大切さ) などなど。

 ひとつひとつ重たいテーマだし、難しいですが…

 新婚の時期を過ぎたら、結婚は「井戸掘り」に移行しないといけないそうで…なんのこっちゃ?という方は、本書をどうぞ(笑)。

■池谷裕二・糸井重里著  海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

 脳に関する本、どちらかというと避けていました。だから基本的なこともよく知らなかったので…これはおもしろかったです。若き脳科学者池谷氏と糸井氏の対談。糸井さんのつっこみや、自由な連想がおもしろく、池谷さんもそれを否定せずおもしろがっているところが良いですね。

 30歳から脳は違う働き方をするので、経験を重ねれば重ねるほど脳は活性化する。加齢など恐れる必要はないと…勇気がわいてきました(笑)。旅することや好きなことをすること、新しい刺激、良質の睡眠が脳には良いとのこと。これからもよく遊び、よく眠ろうと決心しました(笑)。

 本筋からはちょっと離れた話題ですが、「あいまいさや自由度」を残しておくことの大切さ、言葉にしてしまうと切り捨てられる部分がでてくることなど、心にとめておきたいと思いました。

 2冊の対談集を読んで、対談だからこそ、引き出されたもの、生まれたもの(内容)があったのだろうなと思いました。関係性、出会いの中から発想や考えが生まれる…カウンセリングもそうだし、ブログもそうですね! 脳は神経細胞の「つながり」が大切ですが、人間個人にも「つながり」が大事…あらためてそう思いました。



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