ワーキングマザーacoのシンプルな日々♪

社会人の娘、大学生の息子の母 フルタイムで働くacoのシンプルな暮らし。 日々の記録、好きな本、映画、ドラマの話、子どものことなど

2006年10月

 ニュースで 「少年が家出を・・・」というのが流れている〜と思ったら、娘が「ママ、家出しないでね」と。しかも真剣な表情で。  (アナタ、それはこっちのセリフでしょ! あと数年で思春期だし・・)と言いかけたものの、(さすが、娘。育児放棄しそうな、駄目母親を見抜いている!!)と思い直しました(笑)。 そしてにこやかに「心配しないで。家出しないからね。あなたもしないでね」と娘に言いました。娘は「う〜ん、でも、結婚したら出るかも・・」それは、家出ではないからね(笑)。

 10月に、3つの美術館(展覧会)に行く機会を得ました。 ●星野富弘 花の詩画展 (みなとみらい赤レンガ倉庫) 本とカレンダーは持っていましたが、原画を見るのは初めて!行列に並んだかいがありました。 白い壁に掛けられた100点余りの絵と詩・・水彩の繊細さと、言葉の美しさが、ぐいぐい心に入ってきて、 思わず涙が・・・。 「結婚指輪はいらないと言った・・」で始まる「紫陽花」と、 「強い者が集まったよりも弱い者が集まったほうが、真実に近いような気がする・・」で始まる「ひなぎく」が、(前から好きでしたが)やはり、よかったです。 ●Bunkamuraミュージアム(渋谷) ピカソとモディリアーニ展 この展覧会のポスターにも使われていた、モディリアーニの「母と子」がやはりよかった! とても大きい絵なのですが、バランスがよいというか・・母親の柔らかい、温かい表情がとても素敵。画家が幸せだったときの作品、との解説でした。 ふと思ったのは、母と子をモチーフにした絵は多いけれど、ほとんどが母と息子だということ。イエスとマリアが元になっているせいだとは思うけど・・母と娘を描いた名画ってあまり思い出せないなあ。 あと、いろんな画家の生涯の解説を読んで、画家ってあまり「幸せ」な人はいないなと思いました。貧困、病気、家庭崩壊、薬物・・破滅的な人生を送っている人のほうが多いのではないかなあ・・苦しみから芸術が生まれるのか、その逆か・・・。 ●ポーラ美術館(箱根) 2002年にオープンした美術館、初めて行きました。 すごかった。建物も、コレクションの多さ、素晴らしさにもおどろきました!! 日本にも、一人で(ポーラ化粧品の二代目のオーナー)これだけの芸術品を集められる人がいたとは・・!!  印象派の有名な絵もずいぶんあったし、日本人有名画家の絵もたくさん・・・時価総額いくらなんだろ・・めまいが・・・・。 安井曾太郎さんのバラの絵がよかったかな。 お昼を食べたフレンチレストラン(美術館内)も、お店の雰囲気、食事共によかったし。 ミュージアムショップも充実していました。コレクションはまだ沢山あって、ときどき入れ替えるみたいなので、是非また、訪ねてみたいです。  

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