2018年10月に読んだ小説は、7冊でした。

そのうち東野圭吾のミステリーが4冊という。。。笑

東野圭吾 禁断の魔術、探偵ガリレオ、予知夢、ガリレオの苦悩

加納朋子 カーテンコール 

フランシス・ハーディング 嘘の木

伊岡瞬 本性


◇東野圭吾 ガリレオシリーズ

息子に頼まれて買った文庫本全8冊。
ワタシが読んだことがあるのは、容疑者Xの献身 だけなので、あとの7冊を読もうかと。
禁断の魔術は、最後(最新)の1冊だったのだけど、先に読んでしまいました笑。
これは長編でした。

探偵ガリレオ、予知夢、ガリレオの苦悩、の3冊は、どれも短編。
オカルトに見えるような現象(殺人事件につながる現象)を、警察の依頼を受けて、物理学教授の「ガリレオ」こと湯川が、研究室で実験したり、現場に出向いたりしながら、解決していくというもの。

軽く読めておもしろいです。

奇しくも(大げさ!)いまテレビで「ガリレオ」のドラマ、再放送してるんです!
来週もあります!
これもなぜか息子がみつけて、(平日夕方)、録画してました^^

テレビドラマはドラマとして、小説は小説として、それぞれ楽しめると思います!

禁断の魔術 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
2015-06-10




探偵ガリレオ (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
2002-02-10



ガリレオの苦悩 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
2011-10-07



予知夢
東野 圭吾
文藝春秋
2000-06-01




◇加納朋子  カーテンコール! 

図書館で手にとって借りてしまった本。

ある女子校(中学〜大学)を舞台に繰り広げられる、オムニバス形式というのかな?

章ごとに主人公(女子生徒)が違うのですが、ひとつの大きなストーリー、学園物語になっています。

いろいろと、訳ありだったり、個性的な女子生徒達(LGBTとか、過食、拒食とかいろんな背景があります)。重たく見えることも、軽く明るくさわやかなタッチで、描かれ、ところどころほろっとさせられます。

最後は学園が閉鎖されるのですが。。。暖かく、感動のうちにフィナーレを迎えます。

カーテンコール!
加納 朋子
新潮社
2017-12-22




◇フランシス・ハーディング 嘘の木

珍しく海外文学を読みました。

表紙の絵に惹かれて思わず手にとってしまった本。

これ、ミステリーであり、児童文学なのですが、そのどちらのジャンルも超えているというか、すごい作品では?と思います。
今月のイチオシの作品です!

舞台はイギリス。ダーウィンの進化論が発表された頃の話、19世紀のお話だと思われます。

主人公は14歳の女の子フェイス。

その父親は牧師であり、博物学者。

(イギリスって、博物学が盛んなんですね〜 知りませんでした)

その父親が発掘した化石が、嘘だった、ということが雑誌に載り。。。

一家は(両親と主人公と弟、叔父)、逃げるようにとある島へ引っ越します。

その島で起こる事件ーー父親が死んでいるのが発見されるのです。

自殺、と判断されそうになるのですが、目撃した娘は、自殺ではなく、他殺だと信じ、
一人で、父の秘密を探ろうとしますが。。。

まあ、スリリングであり、人物像、物語の構造がしっかりしていて、
とても子ども向けとは思えません。

そんなに出てきませんが、背景に、キリスト教vs進化論ということもあるのでしょう。

父への尊敬の思いと疑い、母への軽蔑と疑い、女の子であるがゆえに差別されることなど、
少女の揺れる思いがジワジワと伝わってきます。

「嘘の木」という植物が、すごいのです。

ファンタジー的要素なのですが、なんだかリアルで。

とにかく、上質な児童文学だと思いました!

嘘の木
フランシス・ハーディング
東京創元社
2017-10-21





◇伊岡瞬 本性

ネットでみかけて図書館リクエストして読んでみました。

展開が早く、ぐいぐい引き込まれるミステリー。

読んでいや〜な気持ちになる、「イヤミス」のようですね。(ネットに書いてありました)

たしかに、エグい! 子どもに読ませたくありません(笑)

ただ、展開はおもしろいんです。

最初、バラバラにみえた何人かの登場人物が、徐々につながりを持っていることがあらわになり。。。そういうことだったのか!と感嘆させられます。

いや〜な気持ちになってもかまわないかたはどうぞ!

本性
伊岡 瞬
KADOKAWA
2018-06-29




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